むすめのピアノ教室の先生がすごく良いことを言っていたメモ

先日、はじめて小学生の子供のピアノの発表会というものを観てきました。

 

うまいこと弾けるのか、、、ちゃんとお辞儀したりできるのか、、、

できなくもいいけど。でも少し気になる。

 

結果、親バカながら堂々と弾きこなし、すごーっという感じで終わりました。

ぼくは緊張しいの、気にしいの、幼少期だったので、こんなに堂々とできるのかと感心してしまいました。

 

 

ところで、

今日メモしておきたいのは、むすめの親バカピアノばなしではなく、

ピアノ教室の先生がすごく良いことを言っていた

のでそれをメモしておきたい。

 

 

ピアノの先生は、近所でピアノ教室をされている女性の先生なのですが、普段は妻が送り迎えをしてくれているので私ははじめてお会いしました。

よい発表会を開いてくださりそもそも感謝なのですが、最後のご挨拶でこんなことをおっしゃっていました。

 

 

ピアノについて大切な練習が2つある

 

ひとつは、弾く練習。
やはり、ピアノに慣れる。とにかく弾かないことにはうまくならないのは至極当然のこと。

 

でも、もうひとつのとっても大切な練習があるという、
それは

弾かない練習

とのこと。

 

 

弾かない練習?

とは。

 

それは、先生いはく、

曲の背景を知る作業 とのことだ。

 

どんな気持ちで作者はこの曲をつくったのか

いつどこで、どんな人によってこの曲はつくられたのか

どんな状況でつくられたのか

どういう意味がある曲なのか

たとえば、曲名が鳥の名前だとしたら、その鳥はどんな鳥なのか

 

たとえば、以上のようなことを知る作業。

それが”弾かない練習”とのこと。

 

 

すばらしいですよね。

こんないいことを教えてくれる先生に小1で出会えてむすめはラッキーだと思いました。

 

ピアノ自体を好きになるかならないか、興味がわくかわかないか、ピアノを続けるのか続けないのか。
それにも関わる、すごく重要な視点だと感じました。

 

これって、多分、ピアノだけでなく色々なことに言えると思う。
背景を知る。

 

まさか、こどものピアノの発表会というものに参加して、こんなに感動感激メモメモするとは想像していなかった。

すばらしい先生に娘は教わっているなと、超絶嬉しくなりました。

 

また、この先生、お話しをきいているとご自身がそもそもピアノが大好きなんだろうなというのが伝わってくるのですが、最後に演奏もしてくださいまして、穏やかなお話しぶりからは想像できないものすごいピアノを最後に演奏してくれました。すごーっ。圧巻の演奏。本当に好きで向き合っている人の言葉は深い、そして重いなと。

先ほどのいい言葉がさらに心に響くものになりました。言葉も背中もかっこええ。

 

 

 

自分にもおきかえて、曲はもちろん、仕事だったり、その他身近なものから、色々背景に目を向けてみます。

onogawa